木造文化財建造物の防災[一覧]

投稿日 2017年6月22日

2017/07/23 シリーズセミナー 「歴史的まちなみの伝統的木造建造物をさまざまな災害から護りぬく」 第5回「大工棟梁から学ぶー大地震でも倒壊を防ぐ木造伝統構法の智慧」

 関西木造住文化研究会は、「1995年阪神・淡路大震災の悲劇を2度と繰り返さないために我々は何をすべきか」の答えを見つけるために1998年11月に発足し、これまで京町家をモデルに伝統木造住宅の伝統文化を活かした防災性能の向上や再評価を目指して様々な活動を続けてきました。本セミナーでは、これまでの研究成果をふまえて、歴史的まちなみの伝統的木造建造物を、木造伝統文化・伝統意匠を活かした手法で様々な災害から護り、被害を軽減するための課題と対策をさまざまな視点から学び、考えます。
 2016年熊本地震では日本の観測史上初めて震度7が2回たて続けに起こり、益城町の周期1-2秒応答では最大の強震動が記録されました。第5回セミナーは、大地震の強震動から伝統的木造建造物の倒壊を防ぐための課題と対策を大工棟梁から学び、考えます。お気軽にご参加下さい。

第5回セミナー 2017年7月23日(日)午後1時半~5時頃(開場午後1時)
 ■プログラム
  ・午後1時~1時半 会場の防火・耐震改修町家の公開見学(解説付):自由参加
  ・午後1時半~5時頃 セミナー 
 1.「伝統木造建造物を様々な災害から護る-KARTH研究成果の紹介 耐震対策その1」」
    KARTH 耐震研究チーム 田村 佳英(悠計画研究所)
    平成26年度文化庁委託事業の木造文化財建造物総合防災診断指針の概要紹介
 2.  講義・意見交換「大工棟梁から学ぶ―大地震でも倒壊を防ぐ木造伝統構法の智慧」
    講師 江戸 保 氏
 詳細は「こちら」をご覧下さい。