「伝統構法への限界耐力計算の適用に注意喚起!」
(JSCA関西からのお知らせ)※リンク先の「技術資料」欄をご覧ください
日経アーキテクチュア5月24日号(53ページ)にも掲載されましたが、木造2階建ての限界耐力計算について、2階の剛性を低下させて変形を大きく算定して1階の変形を過少に見積もる設計事例が構造計算適合性判定で散見されたため、(社)日本建築構造技術者協会関西支部(JSCA関西(ジャスカかんさい))では、限界耐力計算の伝統構法への適用方法について正しい使い方をするよう、注意喚起文を同ホームページに発表されています。
また、JSCA関西が作成した限界耐力計算ソフトも同ホームページにおいて無償公開されました。
限界耐力計算にて木造伝統構法の耐震診断をされる方には重要な情報と思いますのでご確認ください。
(社)日本建築構造技術者協会関西支部(JSCA関西)ホームページ
6月20日(日)
(社)日本建築学会近畿支部 研究発表会
(早稲田大学 長谷見研究室からのお知らせ)
長谷見研究室では京町家の防火研究を含め、各地と連携して地域防災や地域技術に係る研究をされておりますが、これらの研究は地域で発表した方が意義があるのではないかというお考えにより、今年の(社)日本建築学会の支部発表について、研究対象の技術・建物等がある各支部で発表することにされたそうです。
その一環で、昨年度京町家との関連で行なった研究について、6月20日の(社)日本建築学会近畿支部研究発表会で発表されるとのことです。
お時間があればお気軽にご参加下さい。
(※長谷見研究室の発表会場が訂正されました。正しくは「6号館6階の661教室」です。)